レス妻の日常ってどんな感じなんでしょうか。24時間365日セックスレスのことで悩んでいるのでしょうか。
レス妻はセックスレスのせいでムラムラしているのでしょうか。
語られることのないレス妻の日常。
そんなレス妻の日常をお見せしましょう。
レス妻の朝
どんなにセックスレスの日でも、朝はやってくる。
明けない朝はない。
そう、どんなにセックスレスでも朝はやってくるのです。だからレス妻は起きます。
洗濯機を回し、子どもたちの朝食の準備をし、まだ爆睡している夫をにらみつける朝。
昨日も夜遅くまでお酒を飲んで、セックスできず、お酒を飲みふけっていた夫。
レス妻の朝は、たいてい不機嫌です。昨夜セックスしなかった夫への苛立ち。
しかし自分で作った朝食は美味しい。長年主婦をしていると料理の腕前が上がり、美味しい朝食で機嫌が直るレス妻。
レス夫は仕事へ。
昨夜セックスしなかった夫への苛立ちが、いっていらっしゃいを曇らせる。
レス妻の憂鬱
レス夫が仕事へ行ってしまってから、ふと後悔の念が押し寄せる。
レスは1日にして解消せずということをレス妻は痛いほどよくわかっている。
レスだから夫にイラつく。でも、可愛く上機嫌な妻でないとレス妻を卒業できない。
セックスレスとは負のスパイラルである。
レス妻から抜け出したければ、自ら負のスパイラルを断ち切らなければいけないのである。
セックスレスの原因を今さら夫になすり付けたところでレス妻から普通の妻になれるわけではない。
負のスパイラルを自ら断ち切れなかったことが悔やまれてならない。
レス妻の決意
今朝の後悔から学習し、レス妻は決意した。
次に夫と会うとき＝夫の帰宅時には、笑顔で出迎えて不機嫌なレス妻の印象を払拭（ふっしょく）しようと決意したのである。
幼稚園から子どもが帰宅し、小学校から子どもが帰宅し、家の中がにぎやかになっていく。
子どもたちが喧嘩し始める中、夕飯の準備。赤子が泣き叫ぶ中、洗濯ものの片づけ。レス妻はその忙しさにイラつき始める。
レス妻自身も空腹感を感じながらも子どもたちにご飯を食べさせる。
片づけ、お風呂、寝かしつけ。なかなか寝ない子どもたちにイライラするレス妻。
「早くしないと、夫が帰宅する・・・」
夫のために完璧な晩ご飯を準備するには、早く子どもたちを寝かしつけなければいけない。
時間との闘いにレス妻の気持ちは焦りから苛立ちに変わっていく。
イライラしたままじゃ、今朝の二の舞。笑顔で出迎えたい。
少し顔が引きつる。でも、笑顔で出迎えて、レス妻を卒業したい。
今日こそ、レス妻から卒業したい！
レス妻の気づき
夫に苛立ちを見せたくないレス妻は、必死に自分を上機嫌にした。
そして話好きの夫の晩酌に付き合う。
自分大好き夫の自慢話を笑顔で聞く。
笑顔で対応すれどもすれども、なかなか誘ってこない夫にレス妻はしびれをきらしそうだ。
しかし、誘ってこないからと言っていきなり不機嫌になるのは女がすたる。
レス妻はレス妻から脱却するために笑顔をキープするのだ。
お酒進んでしまうわ～あははは～
レス妻が自分大好き夫の自慢話を機嫌よく聞くことによって、夫は気分が良くなりすぎた。
レス妻の努力をよそに、夫は酒を飲み進めて泥酔していくのであった。
レス妻を待っていたのは
今日こそセックスに誘ってほしかった。
目の前には赤ら顔になりながら、泥酔する夫。
座りながら舟をこいでいる。
レス妻は冷ややかなまなざしを夫に向ける。
しかし夫は寝落ちしているため、その視線に気づくはずもない。
今日もダメだったかー。
ふと携帯を見る。
ラインが来ている。
先日暇つぶしに作ったメル友からだった。
泥酔の夫にイラついていたため、少しそっけない返事になってしまう。
そっけないラインを返したにもかかわらず、メル友からの返事に少しほっこりしたレス妻であった。
今夜もセックスはできなかったけど、いつもならイライラして眠れなかったところをメル友さんのほっこりラインによって今夜は眠れそうなレス妻であった。
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良い気分転換になればいいですね。
