レスの悩み

自営業を手伝わされるの限界。嫁は無償が当たり前なの?

自営業の夫を持つみなさん。自営業を手伝わされるのが限界で、昨日も夫婦喧嘩になったマルです。

自営業を手伝わされるのは当たり前

夫が自営業なら、嫁は手伝わされるのが当たり前のようです。うちは脱サラ自営業なのでいわば独立するときに「生活費がちょっと減るけど、自営業になってもいい?」とお伺いを立てられました。脱サラする前は会社に行くことをものすごい嫌がっていたし、雇われることを極度に嫌がっていたので、好きなことで楽しく仕事できるなら、すこしぐらい生活費が減らされてもいいかなと、自営業を手伝わされることになるとは思いもよりませんでした。

夫が自営業を始めて最初のころは、夫がひとりで切り盛りできる程度だったので、私も専業主婦として家のことや子どものことを一生懸命になっていました。

しかし、人手が足りなくなったとき。「ちょっと手伝って」。嫁を使えば人件費が浮くから、と自営業の手伝いをお願いされました。私自身仕事は好きなので、喜んで手伝っていたところもありました。夫と二人で経営がもっと良くなるように夫婦会議をするのも楽しかったし。でも、そんなある時3人目を妊娠したのです。3人目の妊娠中、つわりで吐こうが倒れこもうが自営業に休みはありません。つわりで吐き気が止まらなくて、でも吐く場所もなくて、ゲロを飲み込んだこともあります。それぐらい休めない仕事なのです。出産の直前まで自営業を手伝わされていましたが、3人目の出産を機に「もう、頼らないで」と夫に宣言しました。つわりのときにゲロを飲み込む状況にまでなったとき、「出産しても、新生児連れてまた自営業を手伝わされる」そんな予感がしたのです。

手伝わされる嫁は無償が当たり前


つわりや出産など、女性ならではの不調は夫も理解しようとは頑張っていましたが、「自営業で、スタッフたくさん抱える余裕もないのに、マル(嫁)を頼らないのは無理だ」と言われました。

自営業たるもの、嫁を使わないで成り立つことは無理らしいです。←うちの夫談。

自営業を手伝わされることに限界を感じたのは、不調なのに何が何でも頼ってくることもありましたが、やっぱり無償であることが大きな要因でした。

アルバイトの子には給料を払うけど(当たり前)、嫁は無償で使えるんですね。「(給料)払ってあげるよ」とは言いますが、外でバイトするより安い。しかも嫁には自営業を手伝わないという選択肢なし。手伝わないのは、無いんです。

給料も無償だし選択の権利もないし、自営業を手伝わされることに限界を感じていました。

自営の手伝いを拒否すると

夫の自営業の手伝いを拒否すことはできないの?ここは日本よ?という声もいただくんですが、拒否はできません。夫に「これで生活させてもらってるんでしょ」と言われれば反論の余地もないですし、「これぐらいも手伝えないんだったら、出て行ってもらうしかない」という議論にまで発展しました。

自営業を快く手伝えない嫁は、いらないんですね。嫁は子ども産んで、育てて、家のこともして、自営業も手伝うんですね。

そもそも結婚前はサラリーマンだったので、結婚後に自営業を始めても嫁としては自営業の妻としての自覚が芽生えていません。結婚して8年、自営業になって4年ですが、まだ自営業の嫁としての覚悟みたいなのもないみたいです。

自営業って、誰かが給料をくれるわけじゃないから、シビアだし夫もいつもギリギリでしんどいのでしょう。生活できているのは夫が始めた自営業の売り上げがあるおかげです。でも子育てがしんどいとき母は私しかいないのと同じで(たぶん)、自営業でもサラリーマンでもがんばって働いて家族にお金を渡すのは夫しかいないんですよね。

それを、家事・育児は嫁、仕事はみんな、と思っているようです。

自営業でも裕福じゃない

自営業(=社長)はお金持ちというイメージも多いですが、自営業はピンキリです。同じ自営業でも法人化してお嫁さんに給料として生活費を渡せている家庭もあるし、そんな裕福な自営業のお嫁さんは「ストレスたまったら、買い物する」と言っていましたが、それは裕福な自営業だからできることです。自営業の夫に理不尽なことを言われても「別れても、今より悲惨な暮らししかないから我慢」するという意見も聞きました。

しかし我が自営業は裕福でも何でもなく、むしろ貧困なのでは?とさえ思える生活レベルです。結婚8年たった今、貯金は100万円以下、学校の集金が引き落とされなかったことも。そんな自営業の家計で「ストレスたまったから買い物する」のは自分の首をさらにきつく締めるのと同じです。

自営業でも生活が裕福でないので、夫だけ自営業を続けてもらって私はパートに出ていたことがありました。朝から夕方までパートで働いたと思ったら、夫からの呼び出し。夕方から夫の自営業を手伝う日々が続きました。朝から夕方までパート、終わったらすぐ自営業の手伝い、という日が続いてめばちこが両目に合計7個できました。人生30数年めばちこなんてできたことなかったのに。私にとってはハードな日々でしたが、夫としては「外で働くならその分(時間)俺の自営業を手伝え」ってことだったんです。

貧乏なら私だけでも外で働きたいのですが、専従者控除というのを受けられなくなるとダメだからという理由で外で働くことは禁止されています。

自営を手伝わされるの。もう限界説。


自営業の嫁は手伝って当たり前、家事も完璧にして当たり前、子どもも3人(うちは3人なので)全員嫁が見るのが当たり前です。
そして自営業の嫁の給料は無償で当たり前です。そうやって成り立っているんです。夫がサラリーマンに戻れば?と思わないと言えばウソになりますが、サラリーマンだったころよりも楽しそうに仕事している姿を見ると、そんな苦痛を夫に味わってほしいとは言えません。自営業になって、楽しく毎日過ごしていて良かったねって言うしかありません。

このわだかまりをどうやって解決したか?夫と話し合い、自営業はあなた(夫)の仕事だから私に頼らないでほしいと懇願してみたり。でも、話し合ってもお互いの意見が平行したまま折り合うことはありませんでした。夫には夫の言い分があるし、私には私の言い分があるし、折衷点を見つけることができませんでした。

このままだと私がガマンのしすぎで頭がおかしくなりそうでした。ストレスで動悸や息切れが起こることはしょっちゅう、自営業を手伝わされるのが嫌で難聴にもなりました。出て行きたいけど子ども3人もいていく場所もない。

夫は家族。外に恋人未満の楽しませてくれる人と、楽しい時間をすごしてストレス発散の機会にしよう。こういう結論になりました。

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